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人類は今、大変大きな危機に直面しているといっても過言ではないくらい不幸な出来事が続いています。この記事を書いている2022年春の時点ですでに2年以上続いている新型コロナウィルスの蔓延で、世界中の多くの方がお亡くなりになりました。また、今年に入って起こったロシアのウクライナ侵攻により、ウクライナの街が破壊され、多くの方が死傷し、避難民も数百万人に上っています。
まさに悪いことは重なり、世界経済は減速し、日本でも多くの会社が閉鎖や縮小を余儀なくされました。「人生万事塞翁が馬」の例えのごとく、あっと言う間にすべての人々が不況の世界に放り込まれたような感じです。この先いつになったら好転するかの先行きも不透明で、ご経営者だけでなくお仕事をされている全ての方が日々不安を持たれて生活をされていると思います。
この状況で会社の拡大路線に舵を取ることができる会社や業種は少数です。今は会社を潰さないよう、慎重に経営をしていこうという会社が大勢です。節約志向を取り、なるべく余剰なヒト、モノについては減らしていっている会社も多いと思います。企業はそう簡単に方向転換を図れるものではありません。
どの会社の経営者も頭の中で、既存のリソースを何とか活かしつつ、プラスアルファのビジネスモデルを模索していると思います。当社も同様に日々模索していますが、簡単に自分のアイデアが世の中に認められて評判を得るなどということはまずありません。「他人の芝生は青く見える」の例えの如く、新たな事業に安易に手を出しても成功することは難しいです。新たなことを行なうためには初期投資や資金準備が必要です。「今の事業が先細りしたから別の事業で活路を開く。」という気持ちだけでは、今まで得た利益さえ逆に失うことになります。「大丈夫。事前に調査はしている。」ということだとしても、どの業種も今は不景気のベクトルに入っていますので、景気の良いときに行なったマーケティングリサーチと同じ結果は得られません。利益の予測よりも今はローコスト・ローリスクで進められるかを見定めるほうが大事です。「エイヤッ!」という短絡的な気持ちは持たないことです。やはり今まで行なってきた経験豊かな事業をさらにブラッシュアップして丹念に継続していくことがよいと筆者は思います。
このような中、電話代行サービスを利用して、受電体制の低コスト化を図ろうとする会社も出てきています。「事務員の採用をしたいが、今は月20万円の給料捻出が厳しいので、電話番だけ電話代行会社に頼もう。」というお考えで当社のサービスをご検討され、お申込みをされてくる方もおります。
会社の生命線は新規の顧客獲得です。不景気によって既存の契約がある程度減ってしまうのは防げませんが、だからと言って新規の顧客獲得の営業ラインをしぼめてしまうとダブルショックで会社はどんどん縮小します。営業の仕方には、人を介しての営業もあれば、ネット・電話でのお問合せ・お申込み受付もあります。営業マンを増員するのは簡単にはできませんが、代行会社に電話対応を委託するのはコストも少なく簡単で、スキルが高く教育を受けたスタッフによる丁寧な電話対応も実現できるので検討する価値は高いと思います。
その中で当社は月額3,180円(税込)という非常に安価なご利用プランからご用意をしています。もちろん事務仕事まではお引き受けできませんが、電話受付対応だけだと割り切ったとしても、自社でスタッフを採用する場合と比べ、どれだけローコストで収まるかがお分かりになると思います。サービス開始もサービス解約もすぐにでき、「担当は只今外出しておりますので、こちらより折り返しご連絡いたしましょうか?」という電話対応後、すぐに相手の方のお名前やご用件、折返し番号(お聞きできている範囲内)をメールやchatworkでご報告しますので、御社から相手の方にすぐにご連絡を取ることができます。もちろん新規のお問合せだけでなく、既存のクライアント様や宅配の荷物の配達のお電話など、様々なお電話の対応をいたしますので、電話代行サービスを利用することで「在宅勤務にしたいが、会社には最低一人は電話番を置かないといけないな。」と思っている会社でも、さらに効率的な組織に変えることができます。
会社を大きくするというような攻めの対策ではありませんが、守りを強くし、かつ経費を抑えるという点では利潤追求を目指したものと言えるのではないでしょうか。
今こそ会社体制を見直し、クオリティを下げずにアウトソーシング化、低コスト化を実現するチャンスが来ています。
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