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今や、除菌や衛生に関する知識や対応はとても浸透してきています。新型コロナウィルスが蔓延し、命を守るために国や企業、個人が一体となって様々な対策を行なってきました。
公共機関やお店の入口には必ず除菌スプレーが用意されています。これをせずに素通りしても怒られる訳ではありませんが、自分のため他人のために、手をかざして入ることが当たり前になっています。多くの人が行き交うこの社会の一員として、一人一人にこの衛生意識が芽生えたことはとても良いことだと思います。ただウィルス発生から3年目になりますが、感染状況はあまり改善しておらず、まだまだ油断は出来ません。
当社でもマスクの配布や手指の除菌液の設置、各デスク間のパーティションの仕切り、PCR検査キットの配布、室内清掃後にアルコール除菌液を吹き掛けする、など様々な対策を行ってきました。衛生面に関することについては今でも継続して実施しています。管理者である私も出社時にはまず、スタッフが触るドアノブやタイムカードリーダー、コピー機、トイレ便座などを除菌シートで拭き取るところから始めています。いつの間にかこれらが日課となり、しないと気持ち悪く感じるぐらいです。
企業の命題として企業理念の確立があります。企業理念とは企業にとって最も重要な価値観や使命・意義などを明文化したもので、当社でもHPに電話代行サービス会社としての企業ポリシーを記載しています。今後は衛生環境の確立も企業理念の1つになるのではないでしょうか。社会や地域の一員として、安全な対策を講じて事務所や店舗を構えているのか否かも企業評価や価値の尺度になっていくべきです。
もちろん衛生管理を行う第一の目的は、そこで働く社員・スタッフの健康管理に繋げることであり、皆が安心して出社できるようにすることです。家庭に帰れば家族が待っていますので、会社で体調を壊し、家族へも感染させてしまったり、迷惑を掛けてしまっては元も子もありません。仕事場への安心や仕事に誇りを持って働ける勤務先であることイコール、対外的に評価される企業であるべきだと考えます。
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