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<スタッフブログ記事1> 急ぎの要件の電話対応について
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先日、「急ぎです」と早口で、弊社のお客様宛に、最初から急を要しているのが分かるお電話を承りました。
急ぎのお電話というのは、本当にいつ受けてもオペレーターとして緊張してしまいます。
こういうときに私が心がけているのは、まず、オペレーターの私もつられて早口になってしまわないことです。
かといって、(こんなに急いでいるときに、なにをこの人は悠長に構えているのか・・・)と思われてもいけないので、急いで用件をお話しされる方には、急いでお話ししたいだけの理由があるという、そのお気持ちを汲み取りながら、話すスピードに気を遣います。
それから、(この電話は間違い電話ではないか?)という基本的な判断も素早く。
といいますのも、急いでいるからこそ、かけ間違えていらっしゃることもあるからです。
イライラされている先方様のお気持ちは察しながらも、お名前と折り返しのお電話番号、ご用件をお聞きし、もしも聞き取れなければ躊躇なく確認。
そして最後まで出来るだけスムーズに、かつ、理想を言えば、電話の最後には先方様に(電話で話せて少し安心した)と思っていただけたら・・・
そう思っていただいた後で、お電話を終了することが出来れば・・・
と、考えております。
(書いてみますとこのような感じになりますが、実際の電話では、話が行きつ戻りつすることも多く、毎回難しさを感じます)
弊社のお客様の業種は多岐にわたりますので、お電話をくださる方にも、さまざまなご事情の方がいらっしゃいます。
お話に合わせた声の出し方にも、常に気を配りたいと日々考えながらオペレーター業務を行っております。
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【管理者より】
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お急ぎのお電話だけでなく、お問合せの電話や荷物配達の電話、辛辣な内容の電話など様々な電話を受けますが、どのお電話でも当社がお伝えしなければならないのは、「担当者はあいにく外出しております(=今、お電話を代われません)」という状況です。
もちろん電話代行会社の人間であることを気付かれないよう社内で電話を取っている風で会話をいたしますが、事実は当社顧客宛の電話を当社センターで代わりに受けているので、こちらから折返しの電話をさせていただきたい旨をお伝えすると、この言葉だけで文句や詮索を受けることがあります。
お急ぎの電話をされてきた方は「早く伝えたい、対処してもらいたい」という気持ちで電話してきますので、「担当者にその旨伝えます。」とお伝えしてもそれだけでは納得されない方もおり、「いつまでに連絡くれるんだ!」「いつまで待てば対応できるんだ!」などと追及を受け、苦慮する状況に陥ることもあります。
当社オペレーターも電話してきた方が困っている、急いでいるということは重々わかりますので、自分の立場を主張せずに相手が納得いくまで耳を傾けることになります。
電話代行業務の難しさ、単に右から左へメッセージを伝えるだけの業務ではないとお分かりいただけると思います。
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<スタッフブログ記事2> 悲しい訃報のお電話もあります。
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電話受付をしておりますと、時に悲しい内容のお電話を受けることもございます。先日はお取引先と思われる方からのお電話で、「急なご連絡となりましたが、長らく良いお付き合いをさせていただいていた弊社社長の○○が亡くなりました。」という訃報のお電話を受けました。
このようなときは、まず相手の方のお気持ちをお察しし、お悔やみのお言葉とお亡くなりになられた社長様のお人柄を忍び、大変残念である気持ちを丁寧にお伝えしなければなりません。
当社サービスをご利用されている会社様のお取引先ですので、私にはこの社長がどのような方だったかはわかりませんが、最初にこの訃報を受けた立場の者として、お悔やみのお言葉を返せないといけません。これができないと当社のお客様から電話を任せていただいていることに応えていないことになると思います。
予期しないお電話がくることもあり、慌ててしまうこともありますが、ビジネス電話のトークだけでなく、時に臨機応変に、時に相手の方に寄り添うような会話ができるよう、これからも研鑽を積んでいきたいと思っています。経験はとても足りませんが、やりがいを感じることの多い仕事です。
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【管理者より】
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当社のサービスは受電対応なので、どのようなご用件でご連絡をいただいたのかはお話を聞いてみないとわかりません。お聞きした上でそのご用件に沿った対応をする必要があります。このスタッフが書いた通り、ビジネスの電話だけでなく、社会でよくあるご挨拶のご連絡もあります。
ご年配の方であれば経験から上手に対処できると思いますが、社会経験の浅い若いスタッフはすぐに適切な言葉が見つからないこともあると思います。
世の中には人と人との交流を通じて培ってきた風習や慣習というものもありますので、この仕事を通じて、様々なシチュエーションでのマナーある会話ができるよう勉強してください。周りには質問や相談を快く聞いてくれる人も多くいますので。
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<スタッフブログ記事3> 受電の際の工夫
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この仕事をスタートしたのは早咲きの桜が木に花を付けていた頃。
あれからもうすぐ1年を迎えようとしています。
今日は1年間で多くの受電を経験した中で模索しながら実践したことについて書こうと思います。
受電からの第一声で、電話を掛けて来られた人に与える印象がほぼ決まると言っていいほど重要な部分だと私は考えます。
口角を上げる。社名がはっきり分かるように早口にならない。
滑舌をよく、声色は普段よりもワントーン高めで、でも少し落ち着いた印象を与えるような雰囲気を出す。
相手の言葉を遮ることなく、正確にきちんと聞く。仰ったことを繰り返す。
言葉尻について。
相手に用件や意向について確認する時などに~でしょうか?の「か?」の部分を強く言わない。
例えれば、さらさらと流れる水を両手ですくうように言葉を発してみる。
(なんとも伝わりにくい表現で恐縮です)
これらを継続することで少し見えてきたのは相手に安心感を与える効果がある?のか、
電話を代行で受けているという感じを与えにくい?のか
90%以上の方は丁寧に言葉を返してくださり、スムーズに電話終了となることが多いような気がいたします。
奥が深い仕事なので、もちろんこれに留まらず、常に経験と模索を繰り返していこうと思います。
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【管理者より】
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仕事についてプロ意識を持てるかどうかはとても重要です。
このスタッフは入社された時から電話対応のレベルの高さを感じていましたが、会社には方針というものがありますので、単なる丁寧な会話をすればよい訳ではなく、サービス提供の制約事項も念頭に入れて対応しなければならず、覚えることも多いのですが、結構早く独り立ちをしました。これは本人の日頃の仕事への意識の高さや、思考の中で状況に応じたパターン化がいち早くできているのだと思います。
電話代行サービスは無形の商品ですが、もし実際に色や形があるものだとすれば、それは個々のオペレーターの能力や感性であり、それが電話代行会社の顔となってご利用中のお客様の継続判断に繋がっていると思います。
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<スタッフブログ記事4> スポット対応サービスもございます
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初ブログになります。これからどうぞよろしくお願いします。
アジサイが美しい季節になりました。
コロナ禍の影響も少しずつ穏やかになっているようですし、海外へのご出張はともかく、国内のご出張は増えているかもしれません。
お1人でご事業をされている方は、ご出張等の際、移動の関係で、どうしても、この時間までは折り返しすることが出来ない・・・いうこともあるのかも。
弊社では、「明日はどうしても~時までは折り返しすることが出来ない。折り返しは~時以降になると、電話をかけてきた人に伝えてください」というご希望等に対しての、スポット対応サービスもご用意しております。
(こちらは別料金の有料サービスとなっておりますので、どうしてもというとき には、ご利用いただければと思います)
ただ、申し訳ないのですが、以前にございました「今空港です。今から飛行機に乗るので」というような、当日、直前になってからのいきなりのお申し込みは、事務作業等の事情でお断りしております。(このときはただお客様のフライトのご無事をお祈りするのみでした)
お引き受けすることが出来ない場合もございますので、ご予定が決まり、もしも必要になりましたら、どうか少しお早めにメールにてご相談いただけたらと思います。
それでは、この夏が皆さまにとって、素敵な思い出がたくさん増える夏となりますように。
これからも弊社MKサービスを、どうぞよろしくお願いします。
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【管理者より】
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このスタッフの優しさや気遣いは、日々の電話応対や当社のお客様へのメール返信の言葉にも出ています。
またここで書かれている通り、当社では出張などの期間中の電話代行も希望されれば一定の条件下でお引き受けをしておりますが、この期間中は通常の電話応対と違い、お電話いただいた方への折返し連絡がすぐにできないことを伝えなければならず、相手の方にご迷惑を掛けることを代弁することになります。会社の電話番号に掛かってきた電話を対応する以上、相手の方は聞く耳を持たずに無理強いをしてきてくることもありますので、これらの状況を鑑み、出張や長期ご不在時の当社へのご依頼は慎重にしていただくこともお願いしています。
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<スタッフブログ記事5> 「今どこに居るのか、いつ折返し電話もらえるか」
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お電話対応で、よくあるやりとりについてご案内いたします。
いただくお電話はお仕事についてのお電話がほとんどで、詳しいことまでは私どもオペレーターではわからず、お話には入り込めませんので、お電話されてきたご用件までお聞きした後、担当者が外出している旨をお伝えし、折返し番号をお聞きいたします。
これで大概の場合は、お電話番号をいただけるか、「また掛け直します。」などのご返事を頂戴してお電話を終了することになりますが、お急ぎの方からのご連絡のときは、「どこに出かけていますか?」「何時ごろ戻りますか?」「すぐに折返ししてくれますか?」など、更に問いかけられる場合もあります。
お電話されてきた方の立場を考えれば、早く話しをしたいというお気持ちはよくわかりますので、なるべくこの方の納得のいく対応をしたいと思いますが、当社のお客様の本日の行動予定を知らないのに、「こうなります」という断定的な言い方をしてしまうと、後で当社サービスのご利用者やお電話されてきた方両方にご迷惑を掛けることになりかねませんので、「あいにく帰社時間は聞いておりませんが、今すぐに外出先へ連絡してみますので、しばらくお待ちいただけますでしょうか?」というように、伝えられることを丁寧にお伝えするようにしております。
このようにオペレーターの仕事では、知りえないことを聞かれ戸惑うこともありますが、お話しする言葉には常に責任が伴うことを認識して対応しています。
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【管理者より】
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当社スタッフの電話対応は責任を伴います。このことをスタッフ自身も常に意識して電話対応をしていることがわかる記事です。
その場しのぎで知ったかぶりの対応するのが一番良くないことです。この方が一度きりしか電話して来ないとは言い切れません。この後もこの方は同じご用件で続けてご連絡をされることもあるかもしれません。「あの時、電話では○○と言われたけど違うじゃないか?」というようなことになることは絶対に避けなければなりません。ご利用いただいているお客様の信用に直接影響する場合もありますので、いい加減なことを言わないことが鉄則です。ただ、この「繋ぎ」のための話法が結構難しい。知らないということをダイレクトに言うと角が立ちます。時にオペレーターが板挟みに合い、詰問されることも少なからずあります。
とは言え、この対応ができなければ電話代行サービスのご提供はできません。どのような場合でも丁寧かつスマートな対応をするよう、スタッフ各位は日々精進しています。
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