先日、「急ぎです」と早口で、弊社のお客様宛に、最初から急を要しているのが分かるお電話を承りました。
急ぎのお電話というのは、本当にいつ受けてもオペレーターとして緊張してしまいます。
こういうときに私が心がけているのは、まず、オペレーターの私もつられて早口になってしまわないことです。
かといって、(こんなに急いでいるときに、なにをこの人は悠長に構えているのか・・・)と思われてもいけないので、急いで用件をお話しされる方には、急いでお話ししたいだけの理由があるという、そのお気持ちを汲み取りながら、話すスピードに気を遣います。
それから、(この電話は間違い電話ではないか?)という基本的な判断も素早く。
といいますのも、急いでいるからこそ、かけ間違えていらっしゃることもあるからです。
イライラされている先方様のお気持ちは察しながらも、お名前と折り返しのお電話番号、ご用件をお聞きし、もしも聞き取れなければ躊躇なく確認。
そして最後まで出来るだけスムーズに、かつ、理想を言えば、電話の最後には先方様に(電話で話せて少し安心した)と思っていただけたら・・・
そう思っていただいた後で、お電話を終了することが出来れば・・・
と、考えております。
(書いてみますとこのような感じになりますが、実際の電話では、話が行きつ戻りつすることも多く、毎回難しさを感じます)
弊社のお客様の業種は多岐にわたりますので、お電話をくださる方にも、さまざまなご事情の方がいらっしゃいます。
お話に合わせた声の出し方にも、常に気を配りたいと日々考えながらオペレーター業務を行っております。
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